治療を行っていく

聴診器

心療内科を受診する人の多くは、心身症と診断されます。
ストレスや心の問題が原因で、体に不調が現れていると判断されるからです。
心の病気についての研究が進み、数多くの治療方法が確立されてきています。
バイオフィードバック療法といって、ストレスによって引き起こる筋肉の緊張に対しての治療も行われています。
筋肉の緊張で、頭痛やストレス性高血圧症などが起こってしまいます。
それを脳波計・筋電図などを用いて、自覚のない心拍数や脳波などの生理反応を、数値化していきます。
そしてその数値を元に、どう動かすと緊張を調整出来るのかを伝えて、ストレスを自分で意識的に制御が出来るようにするのです。
調べて数値化することで、自分が考えている以上に筋肉が固まっていることを知ることが出来ます。

心療内科での治療法は、他にもたくさんあります。
ストレスを抱えた状態が長く続くと、自律神経の働きが悪くなります。
それによって、食欲不振や不眠・便秘や下痢といった症状として表れます。
その自律神経のバランスを改善させる方法を、自律訓練法といいます。
他にも、精神分析治療法があります。
これは医師が患者の心の中を分析・理解していくというものです。
体に不調が出ている人で、この方法を試すことに不信感を持つ人もいますが、体のケアと同時に行っていくことで心身症から回復に向かいます。

心療内科で治療が行われる心身症は、心の問題によって引き起こる体の病気になります。
心療内科では、基本的には体の治療を行っていき、精神面も同時に治療していきます。
体の症状も、人によって様々で、場合によっては薬物療法が行われることもあります。
他には催眠療法・行動療法・カウンセリングなど様々な治療方法があります。
心療内科で体の苦痛をまず軽減しながら、心のケアをしていきましょう。