心療内科の役割

カルテとハート

心の病気は目に見えない場合が多いですが、心身症という病気は、人によって体にアトピーや円形脱毛症などの症状が表れる場合があります。
その心の問題によって、体に症状が出る心身症の治療を行っているのが、心療内科です。
内科の一つですが、精神科との境目が曖昧になりやすい部分でもあります。
心療内科では、心の問題と向き合いながら、体の不調や悩みも同時に改善に導くところです。
器質的障害といって、炎症や腫瘍のような異常が表れることをいいますが、その状態に陥った場合は心療内科を受診します。
また、機能的障害といって、見た目には炎症や腫瘍がないが、動きや体の働きの部分に異常が見られる障害のときにも、心療内科での受診となります。
体が不調なのに、X線検査やカメラ検査をしても異常が見つからないときに、心療内科での受診がなされます。

機能的障害によって心療内科を受診する人が多くなっています。
社会的、あるいは心理的な要因が関係しているこの病気は、心身症と呼ばれています。
心理的な要因として、ストレスが深く関わっている場合があります。
それ以外にも、幼少期の体験・そのときに作られた性格に障害がある場合もあります。
社会的な要因としては、働く環境や家族との関係・災害を体験したことによるトラウマなどがあります。
心理的・社会的な要因をはっきりと区別することは難しくなっています。
通常の体調不良とは言い切れないときに、心身症として心療内科で治療をしていきます。